多回再発CDIに対するFMT、ドナースツールが自己便より再発予防に有効
【背景】
クロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI)の再発に対する糞便微生物叢移植(FMT)の有効性は、これまで症例集積や非盲検試験に限られていた。本研究は、再発性CDIに対するFMTの有効性と安全性を検証することを目的とした。
【結果】
3回以上の再発を経験したCDI患者46名を対象とした無作為化二重盲検試験において、ドナースツールFMT群22名中20名(90.9%)が臨床的治癒を達成した。一方、自己便FMT群24名中15名(62.5%)が治癒し、ドナースツールFMT群が有意に優れていた(P = 0.042)。FMTに関連する重篤な有害事象は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、多回再発CDI患者において、大腸内視鏡によるドナースツールFMTが自己便FMTよりも再発予防に安全かつ有効であることを初めて二重盲検試験で示した。この結果は、再発を繰り返すCDI患者に対するFMTの治療選択肢としてドナースツールFMTを推奨する根拠となり、今後の診療ガイドラインや臨床現場での治療方針に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
