中等症〜重症閉塞性睡眠時無呼吸のCPAP治療、心血管イベント抑制効果なし
【背景】
閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)は心血管イベントリスクを上昇させることが知られている。しかし、CPAP治療が主要心血管イベントを予防するかどうかは不明であったため、本研究で検証された。
【結果】
CPAP群(n=1359)と通常ケア群(n=1358)に分け、平均3.7年追跡した。主要複合エンドポイント(心血管死、心筋梗塞、脳卒中など)の発生率はCPAP群17.0%、通常ケア群15.4%であり、ハザード比1.10(95%CI 0.91〜1.32、P=0.34)と有意差はなかった。CPAPは日中の眠気やいびきを軽減し、QOLと気分を改善した。
【臨床へのインパクト】
確立された心血管疾患を有する中等症〜重症OSA患者において、CPAP治療は心血管イベントの予防効果を示さなかった。この結果は、CPAPの心血管イベント予防目的での処方を見直すきっかけとなる可能性がある。ただし、CPAPは日中の眠気やいびき、QOL改善には有効であるため、これらの症状を有する患者へのCPAP治療は引き続き推奨されるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
