DESとBMS、死亡・心筋梗塞に差なし、再血行再建はDESで低減
【背景】
現代の薬剤溶出ステント(DES)とベアメタルステント(BMS)の長期的な効果について、死亡、心筋梗塞、再血行再建、ステント血栓症、生活の質に関するデータは限られていました。
【結果】
6年時点の主要複合アウトカム(全死因死亡と非致死性心筋梗塞)は、DES群16.6%、BMS群17.1%で有意差なし(ハザード比0.98、95%CI 0.88-1.09、P=0.66)。再血行再建はDES群16.5%、BMS群19.8%でDES群が有意に低かった(ハザード比0.76、95%CI 0.69-0.85、P<0.001)。
【臨床へのインパクト】
冠動脈疾患に対するPCIにおいて、全死因死亡と非致死性心筋梗塞の複合アウトカムではDESとBMSに差がないことが示されました。一方で、再血行再建率はDESで有意に低い結果です。この知見は、再血行再建のリスク低減を重視する患者ではDESが引き続き選択肢となることを示唆しますが、主要な生命予後改善効果は両者で同等であるため、ステント選択における患者背景や費用対効果の考慮がより重要になるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
