南米チリでつつが虫病の土着症例を確認、アジア太平洋地域外での流行を示唆

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2016-09-08 | DOI:10.1056/NEJMoa1603657

📄 原題:Endemic Scrub Typhus in South America.

🔗 PubMed:PMID: 27602667

【背景】

つつが虫病はオリエンティア・ツツガムシによる致死的な人獣共通感染症であり、ツツガムシの幼虫が媒介します。従来、アジア太平洋地域の「つつが虫病トライアングル」に限定されると考えられてきましたが、2006年に中東と南米で症例が報告され、病原体がより広範囲に存在することが示唆されました。

【結果】

南米チリ南部のチロエ島で、オリエンティア・ツツガムシによるつつが虫病の土着症例が3例確認されました。これは、南米につつが虫病の土着流行地が存在することを示唆するものです。数値データはAbstractに記載がありませんでした。

【臨床へのインパクト】

これまでアジア太平洋地域に限定されると考えられていたつつが虫病が、南米でも土着的に発生している可能性が示されました。渡航歴のある患者で発熱や発疹などの症状を呈する場合、渡航先が南米であってもつつが虫病を鑑別診断の一つとして考慮する必要が出てきます。診断検査や治療薬の準備、現地での疫学調査の重要性も高まります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

上部へスクロール