欧州における小頭症の有病率と診断基準の不均一性、ジカ熱流行時のサーベイランス課題
【背景】
欧州での小頭症の有病率の実態を把握し、診断基準の統一性、および既存のサーベイランスシステム(EUROCAT)が有病率の変化を検出できるかを評価するため、本研究が実施された。
【結果】
欧州全体の小頭症有病率は出生10,000人あたり1.53(95%CI 1.16-1.96)だった。レジストリ間の有病率は0.4から4.3と大きくばらつき、診断基準も不均一だった。EUROCATが有意な変化を検出するには、欧州全体で年間35%以上、単一レジストリで300%以上の増加が必要だった。
【臨床へのインパクト】
欧州では小頭症の診断基準が統一されておらず、有病率の報告に大きなばらつきがあることが示された。このため、ジカウイルス感染症によるような小規模な有病率の増加は、現在のサーベイランスシステムでは検出が困難である。日本の臨床現場でも、国際的な比較や疾患サーベイランスを行う上で、診断基準の明確化と統一が重要であることを示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
