血行動態不安定患者への輸液反応性予測:受動的下肢挙上試験の有用性
【背景】
血行動態不安定な重症患者では、過剰な輸液が予後を悪化させる可能性がある。初期輸液蘇生後、さらなる輸液が有効な患者を特定することが重要であり、そのための予測因子が求められていた。
【結果】
50研究2260例のメタ解析の結果、受動的下肢挙上(PLR)後の心拍出量増加は輸液反応性を予測する最も有用な検査であり、陽性尤度比は11(95%CI, 7.6-17)、特異度は92%であった。PLRで心拍出量が増加しない場合、輸液反応性がない可能性が高く、陰性尤度比は0.13(95%CI, 0.07-0.22)、感度は88%であった。
【臨床へのインパクト】
血行動態不安定な患者において、輸液反応性を予測するために身体診察所見は有用でなく、中心静脈圧も限定的である。PLR後の心拍出量変化を測定することは、過剰な輸液を避けるための重要な指針となり、特に重症患者の輸液管理の意思決定に大きな影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
