タモキシフェンとCYP2D6阻害性SSRI併用、死亡リスク増加なし
【背景】
タモキシフェンはCYP2D6で活性代謝物エンドキシフェンに変換され効果を発揮する。CYP2D6阻害作用の強いSSRIとの併用でタモキシフェンの効果が減弱し、死亡リスクが増加する可能性が懸念されていた。
【結果】
タモキシフェンとCYP2D6阻害性の強いSSRI(パロキセチン、フルオキセチン)を併用した群と、他のSSRIを併用した群で全死因死亡率を比較した。2つのコホートを統合したハザード比は0.96(95%信頼区間 0.88-1.06)であり、死亡リスクの増加は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、タモキシフェンとCYP2D6阻害作用の強いSSRIの併用が、他のSSRIとの併用と比較して全死因死亡リスクを増加させないことを示唆している。これにより、乳がん患者においてタモキシフェン治療中にうつ症状を呈した場合のSSRI選択において、CYP2D6阻害作用の強さを過度に懸念する必要性が低下する可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
