妊娠悪阻・つわり治療の系統的レビュー:有効な薬剤と治療法を検証

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2016-10-04 | DOI:10.1001/jama.2016.14337

📄 原題:Treatments for Hyperemesis Gravidarum and Nausea and Vomiting in Pregnancy: A Systematic Review.

🔗 PubMed:PMID: 27701665

【背景】

妊娠中の悪心・嘔吐は妊婦の約85%に影響し、重症型の妊娠悪阻は3%に達し、身体的・精神的悪影響を及ぼす。本研究は、妊娠中の悪心・嘔吐および妊娠悪阻に対する有効な治療法の現在のエビデンスをまとめることを目的とした。

【結果】

78の研究(8930人)が対象となった。軽度症状には生姜、ビタミンB6、抗ヒスタミン薬、メトクロプラミドがプラセボより有効。中等度症状にはピリドキシン-ドキシルアミン、プロメタジン、メトクロプラミドが有効。オンダンセトロンは様々な重症度の症状改善と関連。重症例ではコルチコステロイドがメトクロプラミドと比較して嘔吐減少に有意差(2日目で40.9% vs 16.5%改善、P<0.001)。

【臨床へのインパクト】

軽度から中等度のつわりに対しては、生姜、ビタミンB6、抗ヒスタミン薬、メトクロプラミド、ピリドキシン-ドキシルアミンが有効な選択肢となり得る。オンダンセトロンは幅広い重症度で有効性が期待され、重症妊娠悪阻にはコルチコステロイドが治療選択肢として考慮される可能性がある。これらのエビデンスは、日本の産婦人科診療におけるつわり・妊娠悪阻の薬物療法選択の指針となりうるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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