腹壁瘢痕ヘルニア修復術、メッシュ使用は再発減も長期合併症リスクに注意
【背景】
腹壁瘢痕ヘルニア修復術ではメッシュが頻用されますが、再発抑制効果や長期的なメッシュ関連合併症のリスクは不明でした。本研究は、完全な追跡データを持つ集団において、メッシュ使用の有無による長期再発と合併症のリスクを調査しました。
【結果】
非メッシュ修復と比較して、開腹メッシュ修復は再発再手術リスクが4.8%低く(95% CI, -9.1% to -0.5%)、腹腔鏡メッシュ修復は6.5%低かった(95% CI, -10.6% to -2.4%)。しかし5年時点でのメッシュ関連合併症の累積発生率は、開腹メッシュ修復で5.6%、腹腔鏡メッシュ修復で3.7%でした。非メッシュ修復の合併症は0.8%でした。
【臨床へのインパクト】
瘢痕ヘルニア修復術において、メッシュ使用は非メッシュ修復と比較して5年間の再発再手術リスクを低減する一方で、メッシュ関連の長期合併症リスクが存在することが示されました。特に非メッシュ修復と比較し、メッシュ使用により合併症リスクは3.4〜5.3%増加します。メッシュの再発抑制効果と長期合併症リスクを考慮し、患者個々の状況に応じた術式選択が重要となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
