高リスク早期乳がん、個別化用量強化化学療法は無再発生存を改善せず
【背景】
体表面積に基づく標準化学療法では薬物動態や毒性、効果に個人差が大きい。個別化用量調整や用量強化(dose-dense)レジメンが早期乳がんのアウトカムを改善するかは不明であった。
【結果】
高リスク早期乳がん患者2017名を対象に中央値5.3年追跡した結果、個別化用量強化群は標準群と比較し、乳がん無再発生存率(BCRFS)の有意な改善は認めなかった(HR 0.79; 95% CI, 0.61-1.01; P=0.06)。イベントフリー生存率(EFS)は有意に改善した(HR 0.79; 95% CI, 0.63-0.99; P=0.04)。
【臨床へのインパクト】
高リスク早期乳がんにおいて、白血球数に基づいた個別化用量強化(dose-dense)化学療法は、標準化学療法と比較して、主要評価項目である乳がん無再発生存率の統計的有意な改善には至らなかった。非血液学的毒性は個別化用量強化群で頻度が高かったため、現時点では標準治療の変更を支持するものではない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
