関節リウマチに対するセルトリズマブとアダリムマブの直接比較試験、無ウォッシュアウトでの切り替えも検討
【背景】
メトトレキサート治療中の活動性関節リウマチ患者において、TNF阻害薬間の直接比較試験は不足していた。本研究は、2つのTNF阻害薬の有効性と安全性を比較し、初回治療に不十分な反応を示した場合のウォッシュアウト期間なしでの切り替えの有効性と安全性を評価することを目的とした。
【結果】
12週時点でのACR20反応率に有意差なし(セルトリズマブ群69%、アダリムマブ群71%、OR 0.90 [95% CI 0.67-1.20]、p=0.467)。104週時点でのDAS28-ESRによる低疾患活動性達成率にも有意差なし(セルトリズマブ群35%、アダリムマブ群33%、OR 1.09 [95% CI 0.82-1.45]、p=0.532)。初回治療不応例の切り替え後12週で、セルトリズマブ群へ切り替えた57例中33例(58%)、アダリムマブ群へ切り替えた65例中40例(62%)が反応した。
【臨床へのインパクト】
セルトリズマブとアダリムマブはメトトレキサート併用下で同等の有効性と安全性を示し、どちらか一方が優れているわけではないことが示唆された。また、初回TNF阻害薬が無効であった場合でも、ウォッシュアウト期間を設けずに別のTNF阻害薬へ切り替えることは、臨床的利益があり安全である可能性が示された。これは、関節リウマチ患者の治療選択肢の柔軟性を高め、治療戦略を立てる上で重要な情報となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
