メニエール病難治例への鼓室内ステロイドとゲンタマイシン、めまい抑制効果は同等か
【背景】
難治性メニエール病の標準治療である鼓室内ゲンタマイシンはめまいを減らすが、前庭機能障害や聴力悪化のリスクがある。本研究は、鼓室内ステロイド(メチルプレドニゾロン)がゲンタマイシンと同程度のめまい抑制効果を持つかを評価した。
【結果】
難治性片側メニエール病患者60名を対象とした2年間の追跡調査で、鼓室内メチルプレドニゾロン群とゲンタマイシン群のめまい頻度減少率に有意差はなかった。ゲンタマイシン群で87%減、メチルプレドニゾロン群で90%減(平均差 -0.9、95%CI -3.4~1.6)と、両群ともにめまい発作が大幅に減少した。
【臨床へのインパクト】
難治性メニエール病に対して、鼓室内メチルプレドニゾロンは非破壊的かつ有効な治療選択肢となる。ゲンタマイシンと効果が同等であるため、聴力悪化や前庭機能障害のリスクを避けたい患者にはステロイドが第一選択となりうる。患者の状況や臨床的判断に基づき、両剤を使い分けることが推奨される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
