米国における薬剤有害事象による救急外来受診、高齢者で増加し抗凝固薬が最多
【背景】
2010年の医療改革法により薬剤有害事象への注目が高まる中、最新の全国的な詳細データは、患者安全対策の焦点を絞る上で重要。本研究は、2013-2014年の米国における薬剤有害事象による救急外来受診の特徴と、2005-2006年からの変化を記述した。
【結果】
2013-2014年の薬剤有害事象による救急外来受診は年間1000人あたり4.0件(95% CI, 3.1-5.0)と推定された。そのうち27.3%(95% CI, 22.2%-32.4%)が入院に至った。高齢者(65歳以上)の受診割合は34.5%(95% CI, 30.3%-38.8%)に増加し、入院率も43.6%と高かった。抗凝固薬、抗菌薬、糖尿病治療薬が受診の46.9%(95% CI, 44.2%-49.7%)を占めた。
【臨床へのインパクト】
米国では薬剤有害事象による救急外来受診が依然多く、特に高齢者で増加傾向にある。抗凝固薬、糖尿病治療薬、オピオイド鎮痛薬が高齢者の受診の約6割を占め、これらの薬剤の適正使用とモニタリングが重要。小児では抗菌薬が最多であり、年齢層に応じた薬剤選択や患者・家族への情報提供の強化が、日本の臨床現場でも救急外来受診の減少に繋がる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
