韓国甲状腺がん「流行」は検診による過剰診断が主因、小径がん検出増加が9割超
【背景】
韓国で甲状腺がんの罹患率が急増し「流行」とまで言われる状況の背景には、甲状腺がん検診が影響しているのではないかという疑問があった。本研究は、この甲状腺がん検診と罹患率増加の関連性を全国規模で検証した。
【結果】
1999年から2008年にかけ、甲状腺がんの年齢調整罹患率は6.4倍に増加した(95%CI 4.9-8.4倍)。この増加の94.4%(34.4/10万人)は20mm未満の腫瘍であり、主に検診によって発見されていた。増加分の97.1%は限局性または領域リンパ節転移までの腫瘍だった。
【臨床へのインパクト】
甲状腺がんの罹患率増加が検診による過剰診断に起因する可能性を示唆する。日本においても、無症状の一般住民に対する不必要な甲状腺超音波検査の実施が同様の過剰診断を招き、不要な治療や患者の精神的負担につながる可能性がある。検診のガイドラインや医療提供体制を見直す際の重要な根拠となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
