大腸腫瘍既往患者の異時性進行性腫瘍予防、薬剤の有効性と安全性比較

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2016-12-05 | DOI:10.1136/bmj.i6188

📄 原題:Chemoprevention of colorectal cancer in individuals with previous colorectal neoplasia: systematic review and network meta-analysis.

🔗 PubMed:PMID: 27919915

【背景】

大腸腫瘍の既往がある患者において、異時性進行性腫瘍の予防は重要です。様々な薬剤が候補とされていますが、その有効性と安全性を比較検討した大規模なエビデンスは不足していました。本研究は、候補薬剤の比較有効性と安全性を評価することを目的としました。

【結果】

ネットワークメタアナリシスにより、非アスピリンNSAIDsが異時性進行性腫瘍予防に最も有効で(オッズ比 0.37, 95%信頼区間 0.24-0.53)、エビデンスの質は高かった。低用量アスピリンは2番目に有効(0.71, 0.41-1.23)だったが、エビデンスの質は低かった。安全性では低用量アスピリンが最も優れ(SUCRA=0.84)、非アスピリンNSAIDsは安全性が低かった(SUCRA=0.26)。

【臨床へのインパクト】

大腸腫瘍既往患者の異時性進行性腫瘍予防において、非アスピリンNSAIDsは高い有効性を示すものの、出血などの安全性プロファイルに懸念がある。一方、低用量アスピリンは有効性は非アスピリンNSAIDsに劣るものの、安全性が最も良好であり、リスク・ベネフィットのバランスが最も優れていると示唆された。個々の患者の背景やリスク因子を考慮し、薬剤選択を行う際の重要な情報となり得る。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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