ソラフェニブ不応の肝細胞癌患者に対しレゴラフェニブが全生存期間を延長
【背景】
ソラフェニブ治療後に進行した肝細胞癌患者に対する全身療法はこれまで存在しなかった。本研究は、ソラフェニブ治療中に病勢進行した肝細胞癌患者におけるレゴラフェニブの有効性と安全性を評価した。
【結果】
レゴラフェニブ群はプラセボ群と比較して全生存期間を有意に延長した(ハザード比 0.63, 95% CI 0.50-0.79, p<0.0001)。中央値はレゴラフェニブ群で10.6ヶ月、プラセボ群で7.8ヶ月だった。主な有害事象は高血圧、手足症候群、倦怠感、下痢だった。
【臨床へのインパクト】
本研究により、レゴラフェニブはソラフェニブ治療後に進行した肝細胞癌患者において、生存期間を延長する唯一の全身療法であることが示された。これにより、ソラフェニブ不応の肝細胞癌患者に対する治療選択肢として、レゴラフェニブが新たな標準治療となる可能性が示唆される。今後は、他の全身療法との併用や、ソラフェニブとレゴラフェニブの順次療法に不応または不耐容な患者に対する三次治療の検討が求められる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
