米国における輸血関連バベシア症スクリーニング、抗体・DNA検査でリスク減少
【背景】
バベシア症は輸血で感染する可能性があり、米国での輸血関連感染症の大半を占める。しかし、献血血液のバベシア・ミクロティスクリーニングに承認された検査法はなく、その効果を評価するため大規模な調査が行われた。
【結果】
89,153件の献血検体のうち335件(0.38%)が陽性で、67件(20%)がPCR陽性だった。PCR陽性検体のうち9件(13%)は抗体陰性で、抗体陰性感染は6月から9月に発生。スクリーニングされた献血では輸血関連バベシア症報告がなく、未スクリーニング献血と比較してオッズ比8.6(95%CI 0.51-144、p=0.05)でリスクが低下した。
【臨床へのインパクト】
本研究は、献血血液に対するバベシア・ミクロティの抗体およびDNAスクリーニングが輸血関連バベシア症のリスク減少と関連することを示した。現状、日本でのバベシア症の報告は稀であるが、渡航歴のあるドナーからの献血や、今後気候変動等で国内での感染リスクが増加した場合、同様のスクリーニング検査の導入が検討される可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
