妊娠後期の魚油摂取で子どもの喘鳴・喘息リスクが3割減、特にEPA/DHA低値の妊婦で効果大

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2016-12-29 | DOI:10.1056/NEJMoa1503734

📄 原題:Fish Oil-Derived Fatty Acids in Pregnancy and Wheeze and Asthma in Offspring.

🔗 PubMed:PMID: 28029926

【背景】

喘鳴性疾患の増加にn-3長鎖多価不飽和脂肪酸(LCPUFA)摂取量減少が関与する可能性があり、妊婦へのn-3 LCPUFA補充が子どもの持続性喘鳴・喘息リスクに与える影響を評価した。

【結果】

妊娠24週の妊婦736人を対象としたRCTで、魚油補充群の子どもの持続性喘鳴・喘息リスクは16.9%に対しプラセボ群は23.7%(ハザード比0.69、95%CI 0.49-0.97、p=0.035)で、約3割の相対リスク減少を示した。特に妊婦のEPA/DHA血中濃度が最低3分の1の層ではハザード比0.46と効果が強かった。

【臨床へのインパクト】

妊娠後期の魚油(n-3 LCPUFA)補充は、子どもの持続性喘鳴・喘息および下気道感染症のリスクを統計学的に有意に減少させる可能性が示唆された。特に妊婦のEPA/DHA血中濃度が低い場合に効果が大きいことから、今後の妊婦への栄養指導やサプリメント推奨の検討材料となり得る。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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