重症小児の厳格血糖管理は有害、目標150-180mg/dLが妥当か

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2017-02-23 | DOI:10.1056/NEJMoa1612348

📄 原題:Tight Glycemic Control in Critically Ill Children.

🔗 PubMed:PMID: 28118549

【背景】

重症成人や心臓術後小児では厳格な血糖管理の有効性は示されていない。心臓術後以外の重症小児における厳格血糖管理の是非は不明であった。

【結果】

厳格血糖管理群(目標80-110mg/dL)と緩やかな血糖管理群(目標150-180mg/dL)で、ICU-free days中央値に有意差はなかった(厳格群19.4日、緩やか群19.4日、P=0.58)。厳格群では医療関連感染(3.4% vs 1.1%, P=0.04)と重症低血糖(5.2% vs 2.0%, P=0.03)が有意に増加した。

【臨床へのインパクト】

本研究は、重症小児において目標血糖値80-110mg/dLの厳格な血糖管理が、ICU滞在期間短縮などのメリットをもたらさないことを示唆する。むしろ、医療関連感染や重症低血糖のリスクを高める可能性があり、目標血糖値150-180mg/dL程度の緩やかな管理がより安全かつ適切である可能性が示された。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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