非薬物療法は慢性腰痛に有効か?最新エビデンスを網羅、米内科学会ガイドラインの基礎研究

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2017-04-04 | DOI:10.7326/M16-2459

📄 原題:Nonpharmacologic Therapies for Low Back Pain: A Systematic Review for an American College of Physicians Clinical Practice Guideline.

🔗 PubMed:PMID: 28192793

【背景】

2007年の米国医師会ガイドラインは腰痛の非薬物療法について言及したが、新たなエビデンスが蓄積されている。本研究は、急性または慢性の非神経根性および神経根性腰痛に対する非薬物療法の最新エビデンスを系統的にレビューした。

【結果】

慢性腰痛に対し、太極拳(エビデンスの強さ: 低)、マインドフルネスストレス軽減法(中)は有効であり、ヨガ(中)の有効性も再確認された。運動、心理療法、集学的リハビリテーション、脊椎マニピュレーション、マッサージ、鍼治療も有効(低~中)であった。急性腰痛には鍼治療がわずかに有効(低)であった。疼痛改善効果は小~中程度で短期的であり、機能改善効果は疼痛より小さかった。

【臨床へのインパクト】

本研究は、慢性腰痛に対する非薬物療法として、運動、心理療法、マッサージ、鍼治療に加え、太極拳やマインドフルネスストレス軽減法といった心身介入の有効性を示す新たなエビデンスを提供した。これらの治療法は、疼痛改善効果が小~中程度で短期的であるものの、薬物療法に抵抗性のある患者や、多角的なアプローチを求める患者への選択肢として、今後の日本の診療ガイドラインや臨床現場での治療方針に影響を与える可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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