ビタミンD補充は急性呼吸器感染症を予防、特に低値の患者と毎日・毎週投与で効果大

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2017-02-15 | DOI:10.1136/bmj.i6583

📄 原題:Vitamin D supplementation to prevent acute respiratory tract infections: systematic review and meta-analysis of individual participant data.

🔗 PubMed:PMID: 28202713

【背景】

ビタミンD補充が急性呼吸器感染症(ARTI)のリスクを低減するか、またその効果を修飾する因子は何かを評価するため、ランダム化比較試験の個別参加者データを用いた系統的レビューとメタアナリシスが実施されました。

【結果】

ビタミンD補充はARTIのリスクを全体で88%に減少させました(調整オッズ比 0.88, 95%CI 0.81-0.96)。毎日または毎週投与群(0.81, 0.72-0.91)では効果が見られましたが、ボーラス投与群では見られませんでした。ベースラインの25-ヒドロキシビタミンDが25 nmol/L未満の患者でより強い保護効果(0.30, 0.17-0.53)が認められました。

【臨床へのインパクト】

本研究は、ビタミンD補充がARTI予防に安全かつ有効であることを示唆しています。特にビタミンD欠乏が著しい患者や、毎日・毎週の定常的な投与を受ける患者でより大きな恩恵が期待できます。日本の臨床現場において、ARTIリスクの高い患者群へのビタミンD補充を検討する際の根拠となり、投与方法の選択にも影響を与える可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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