造影剤腎症予防、中等度腎機能低下患者では補液不要、非劣性かつ費用対効果も良好
【背景】
腎機能低下患者における造影剤腎症予防のため、生理食塩水点滴が推奨されている。しかし、ガイドライン対象患者群で、予防的補液の有効性・費用対効果が、非予防群と比較して十分に検討されていなかった。
【結果】
造影剤腎症の発症率は、非予防群2.6%(8/307例)、補液群2.7%(8/296例)で、絶対差は-0.10%(片側95%CI -2.25~2.06)だった。非予防は補液に非劣性であり、費用も節約できた。
【臨床へのインパクト】
eGFR 30~59 mL/分/1.73 m2 の中等度腎機能低下患者では、造影剤使用時の予防的静脈内補液は不要である可能性が示唆された。これにより、点滴関連合併症の回避、医療資源の節約、患者負担の軽減に繋がり、診療フローの変更が検討されるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
