一度の大腸S状結腸内視鏡検査、大腸がん発症・死亡リスクを17年間有意に低減
【背景】
大腸がんは世界で3番目に多いがんであり、フレキシブルS状結腸内視鏡検査によるスクリーニングの長期効果は最長12年間の追跡調査しか報告されていなかった。本研究は、一度のスクリーニングによる大腸がん発症率と死亡率への影響を17年間追跡し評価することを目的とした。
【結果】
介入群(スクリーニング実施)では、対照群と比較して大腸がん発症率が26%減少(HR 0.74 [95% CI 0.70-0.80]; p<0.0001)、死亡率が30%減少(HR 0.70 [95% CI 0.62-0.79]; p<0.0001)した。実際にスクリーニングを受けた群では、発症率が35%減少、死亡率が41%減少した。
【臨床へのインパクト】
一度のフレキシブルS状結腸内視鏡検査が、大腸がんの診断と死亡に対して少なくとも17年間、有意な予防効果を持続することが示された。これは、大腸がん検診の費用対効果や受診間隔に関する今後のガイドライン改訂に影響を与える可能性があり、日本の検診体制においても長期的な効果を考慮した戦略を検討する上で重要な知見となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
