高リスク心臓手術中の出血に対しフィブリノゲン製剤は術中出血量を減らさない
【背景】
高リスク心臓手術中の出血は予後を悪化させる。フィブリノゲン製剤は凝固障害を改善し出血量を減らす可能性が示唆されていたが、その効果は不明だった。
【結果】
高リスク心臓手術中の出血患者120名を対象に、フィブリノゲン製剤投与群とプラセボ群を比較。主要評価項目である胸腔閉鎖までの術中出血量中央値は、フィブリノゲン群50mL(IQR 29-100mL)に対し、プラセボ群70mL(IQR 33-145mL)で、有意差は認められなかった(P=0.19)。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果から、高リスク心臓手術中の出血に対するフィブリノゲン製剤の投与は、術中出血量の有意な減少には寄与しないことが示唆された。現状、術中出血量の削減を目的としたルーチンでのフィブリノゲン製剤の使用は推奨されず、その適応について再考が必要となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
