中国の超高齢者、ADL障害は減少するも身体・認知機能は低下傾向

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2017-04-22 | DOI:10.1016/S0140-6736(17)30548-2

📄 原題:Survival, disabilities in activities of daily living, and physical and cognitive functioning among the oldest-old in China: a cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 28285816

【背景】

世界的に急増する80歳以上の超高齢者は、医療・介護ニーズが最も高い層である。本研究では、1998年から2008年の10年間で、超高齢者の死亡率、ADL障害、身体・認知機能の変化を評価した。

【結果】

10年前の同年齢層と比較し、超高齢者の年間死亡率は0.2〜1.3%減、ADL障害は0.8〜2.8%減と有意に改善した。しかし、認知機能障害は0.7〜2.2%増、客観的身体能力は0.4〜3.8%減と悪化した。女性は男性より死亡率が低いが、ADL、認知、身体能力は劣っていた。

【臨床へのインパクト】

超高齢者のADL障害が減少する一方で、身体・認知機能の低下が示されたことは、医療の進歩が寿命を延ばす代償として、より虚弱な高齢者が生存し、身体・認知機能の問題を抱える可能性を示唆する。日本の臨床現場でも、超高齢者のADL維持と身体・認知機能低下への対策を両輪で考える必要性を示唆する。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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