心房細動アブレーション、ダビガトラン継続投与はワルファリンより出血合併症が少ない

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2017-04-27 | DOI:10.1056/NEJMoa1701005

📄 原題:Uninterrupted Dabigatran versus Warfarin for Ablation in Atrial Fibrillation.

🔗 PubMed:PMID: 28317415

【背景】

心房細動のカテーテルアブレーションでは、通常ワルファリン継続投与か非ビタミンK拮抗経口抗凝固薬(NOAC)中断投与が行われる。ダビガトランなどのNOACを継続投与した場合の安全性は不明であり、本研究でワルファリン継続投与と比較した。

【結果】

704例が登録され、635例がアブレーションを受けた。主要評価項目である術中から術後8週までの大出血イベント発生率は、ダビガトラン群1.6%(5例)に対しワルファリン群6.9%(22例)と、ダビガトラン群で有意に低かった(絶対リスク差 -5.3%、95%CI -8.4~-2.2、p<0.001)。

【臨床へのインパクト】

心房細動アブレーションにおける抗凝固療法として、ダビガトランの継続投与はワルファリンの継続投与と比較して、周術期の大出血合併症を減少させることが示された。特に心嚢液貯留による心タンポナーデや鼠径部血腫の発生が抑制される可能性があり、アブレーション周術期の抗凝固戦略の選択肢として、ダビガトラン継続投与がより安全な選択肢となる可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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