STEMI多枝病変、FFRガイドの完全血行再建は複合エンドポイントを低減
【背景】
STEMI患者の責任血管に対するPCIは予後を改善するが、非責任血管へのPCIの有用性は議論が分かれている。本研究は、非責任血管への血行再建の必要性をFFRで評価し、その有効性を検証した。
【結果】
STEMI多枝病変患者885名を対象に、FFRガイド完全血行再建群と責任血管のみ治療群を比較。12ヶ月時点の主要複合エンドポイント(全死因死亡、非致死性心筋梗塞、血行再建、脳血管イベント)は、完全血行再建群で8%、責任血管のみ治療群で21%と有意に低かった(ハザード比 0.35、95% CI 0.22-0.55、P<0.001)。
【臨床へのインパクト】
STEMI多枝病変患者において、急性期にFFRガイドによる非責任血管の完全血行再建を行うことで、その後の再血行再建が減少し、複合心血管イベントのリスクが低下することが示された。この結果は、日本のSTEMI診療において、非責任血管への対応方針を検討する上で重要なエビデンスとなり、FFRを用いたより積極的な血行再建が推奨される可能性を示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
