IPDメタアナリシスにおける個別患者データ回収率の現状と関連要因の系統的レビュー

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2017-04-05 | DOI:10.1136/bmj.j1390

📄 原題:Exploring changes over time and characteristics associated with data retrieval across individual participant data meta-analyses: systematic review.

🔗 PubMed:PMID: 28381561

【背景】

個別患者データ(IPD)メタアナリシスは、臨床研究データの統合における「ゴールドスタンダード」とされています。しかし、実際にIPDがどの程度回収されているのか、またその回収率が時間とともに変化しているのか、さらに回収率に関連する要因は何かは不明でした。

【結果】

1987年から2015年までに発表された760件のIPDメタアナリシスが対象となり、そのうち全てのIPDを回収できたのはわずか188件(25%)でした。80%以上のIPDを回収できたのは324件(43%)でした。IPD回収率が時間とともに改善したという十分な証拠はありませんでした。

【臨床へのインパクト】

IPDメタアナリシスは質の高いエビデンスとして認識されていますが、実際には全てのIPDにアクセスできている研究はごく一部であることが示されました。臨床医がIPDメタアナリシスを評価する際には、データの回収率が低い場合、結果の信頼性や一般化可能性に限界がある可能性を考慮する必要があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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