正常体重でも心血管代謝異常は人種で異なる 米国人種別データから見えてきた隠れたリスク
【背景】
体重と心血管代謝疾患の関係は人種・民族によって大きく異なる可能性がある。本研究では、正常体重でも代謝異常を呈する「MAN」の有病率と関連要因を5つの人種・民族グループで調査した。
【結果】
正常体重者におけるMANの有病率は、白人21.0%に対し、中国系32.2%、アフリカ系31.1%、ヒスパニック系38.5%、南アジア系43.6%と、少数民族グループで有意に高かった。白人のBMI 25.0 kg/m2と同等のMAN有病率を示すBMIは、南アジア系で19.6 kg/m2であった。
【臨床へのインパクト】
従来のBMI基準による心血管代謝リスクスクリーニングでは、特にアジア系を含む少数民族グループにおいて、正常体重でも代謝異常を抱える多くの患者を見落とす可能性がある。日本人においても、白人とは異なるBMIカットオフ値の検討や、体重以外の代謝指標を重視したスクリーニングの必要性を示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
