高リスク患者の降圧目標はどこまで?低すぎるとリスク増の可能性
【背景】
高血圧治療における至適血圧目標値については議論があり、低すぎる血圧が一部のアウトカムに有害である可能性が指摘されていました。本研究は、高リスク患者における達成血圧と心血管イベントの関連を評価しました。
【結果】
治療中の平均収縮期血圧(SBP)が120 mmHg未満の患者は、120-140 mmHgの患者と比較して、心血管複合アウトカム(調整HR 1.14, 95% CI 1.03-1.26)、心血管死、全死亡のリスクが増加しました。治療中の平均拡張期血圧(DBP)が70 mmHg未満の患者も、70-80 mmHgの患者と比較して、心血管複合アウトカム(HR 1.31, 95% CI 1.20-1.42)、心筋梗塞、心不全入院、全死亡のリスクが増加しました。
【臨床へのインパクト】
本研究は、高リスク患者において、降圧治療により血圧を低くしすぎると、心血管イベントのリスクが増加する可能性を示唆しています。特に、治療中の平均SBPが120 mmHg未満、DBPが70 mmHg未満では注意が必要です。これにより、高リスク患者の降圧目標設定において、過度な降圧を避けるべきという視点が加わり、個々の患者の病態に応じたより慎重な目標設定が求められる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

