世界の喫煙率と疾病負荷、過去25年間の推移と今後の課題:GBD2015解析
【背景】
タバコ規制の進展にもかかわらず、喫煙は依然として早期死亡と障害の主要なリスク因子である。本研究は、GBD2015のデータを用いて、1990年から2015年までの世界195ヶ国・地域の喫煙率と喫煙関連疾患負荷の推移を評価した。
【結果】
2015年、年齢標準化喫煙率は男性25.0%(95%UI 24.2-25.7)、女性5.4%(5.1-5.7)で、1990年比でそれぞれ28.4%と34.4%減少した。しかし、2005-2015年の減少率は1990-2005年より緩やかだった。2015年の世界死亡の11.5%(640万人)が喫煙に起因し、その52.2%は中国、インド、米国、ロシアの4ヶ国で発生した。
【臨床へのインパクト】
喫煙率低下のペースは地域や性別、社会経済発展度によって異なり、特に女性や低・中所得国では今後の進捗が課題となる。人口増加と高齢化が喫煙関連DALYs増加の要因となっており、喫煙開始予防と禁煙促進の取り組みを加速しなければ、喫煙による世界的な健康被害は増大する可能性がある。効果的なタバコ規制政策の継続的な実施が不可欠である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
