急性腰痛への脊椎マニピュレーション療法は疼痛と機能改善に中程度の効果、重篤な有害事象はなし

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2017-04-11 | DOI:10.1001/jama.2017.3086

📄 原題:Association of Spinal Manipulative Therapy With Clinical Benefit and Harm for Acute Low Back Pain: Systematic Review and Meta-analysis.

🔗 PubMed:PMID: 28399251

【背景】

急性腰痛は一般的であり、脊椎マニピュレーション療法(SMT)も選択肢の一つです。しかし、SMTの有効性については、これまでのRCTやメタアナリシスで異なる結論が報告されており、その有効性と安全性について系統的なレビューが求められていました。

【結果】

急性腰痛患者1711人を対象とした15のRCTから、SMTは疼痛改善と関連がありました(100mm VASで-9.95、95% CI -15.6〜-4.3)。また、1381人を対象とした12のRCTから、機能改善と関連がありました(効果量-0.39、95% CI -0.71〜-0.07)。重篤な有害事象の報告はなく、軽微な有害事象は50〜67%で認められました。

【臨床へのインパクト】

急性腰痛患者に対し、SMTは疼痛と機能の改善に中程度の効果が期待でき、重篤な有害事象のリスクは低いと考えられます。軽微な有害事象は比較的多く報告されているため、患者への説明が重要です。SMTは急性腰痛の治療選択肢の一つとして、日本の臨床現場でも検討される可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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