KRAS変異進行NSCLC二次治療、セルメチニブ併用ドセタキセルは無増悪生存期間を改善せず
【背景】
KRAS変異陽性非小細胞肺癌(NSCLC)は、特定の分子標的薬がない難治性疾患である。MEK阻害薬セルメチニブとドセタキセルの併用が、KRAS変異進行NSCLCの二次治療として有効か検証された。
【結果】
セルメチニブ+ドセタキセル群の無増悪生存期間中央値は3.9ヶ月、ドセタキセル単独群は2.8ヶ月だった(HR 0.93, 95%CI 0.77-1.12, P=0.44)。全生存期間中央値も有意差なし(HR 1.05, 95%CI 0.85-1.30, P=0.64)。客観的奏効率は併用群で20.1% vs 単独群13.7%と併用群で高かったが、グレード3以上の有害事象も併用群で多く認められた(67% vs 45%)。
【臨床へのインパクト】
既治療の進行KRAS変異NSCLCに対し、ドセタキセルにセルメチニブを追加しても無増悪生存期間の改善は認められなかった。本結果は、KRAS変異NSCLCに対する二次治療として、セルメチニブとドセタキセルの併用を推奨しないことを示唆する。今後、KRAS変異NSCLCに対する新たな治療戦略の確立が引き続き求められる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
