高齢者非細菌性上気道炎への抗菌薬処方、半数近くに、経験と多忙が処方増やす
【背景】
不適切な抗菌薬処方は薬剤耐性菌増加の一因であり、特に非細菌性急性上気道炎(AURI)への処方削減は重要です。高齢者における非細菌性AURIへの抗菌薬処方の実態と、医師の特性が処方率に与える影響を明らかにすることが求められています。
【結果】
非細菌性AURIの高齢患者の46%に抗菌薬が処方され、そのうち69.9%が広域抗菌薬でした。早期キャリアの医師と比較し、中・後期キャリアの医師では処方率が5.1%高く(95% CI, 3.9〜6.4%)、カナダ・米国以外の訓練を受けた医師では3.6%高く(95% CI, 2.5〜4.6%)、1日25人以上の患者を診る医師でも処方率が高い傾向でした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、高齢者の非細菌性AURIに対し約半数に抗菌薬が処方されており、その多くが広域抗菌薬であることを示しました。特に経験豊富な医師や多忙な医師、海外で訓練を受けた医師で処方率が高い傾向は、日本の臨床現場でも同様の傾向がある可能性があります。抗菌薬適正使用を推進するためには、医師の経験や診療量に応じた教育介入が有効である可能性を示唆しています。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
