HER2陽性早期乳がん術後補助療法、ペルツズマブ追加で無浸潤疾患生存率が有意に向上

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2017-07-13 | DOI:10.1056/NEJMoa1703643

📄 原題:Adjuvant Pertuzumab and Trastuzumab in Early HER2-Positive Breast Cancer.

🔗 PubMed:PMID: 28581356

【背景】

HER2陽性乳がんにおいて、ペルツズマブは術前療法での病理学的完全奏効率を、転移性乳がんでは全生存期間を改善することが示されている。本研究では、早期HER2陽性乳がんの術後補助療法として、トラスツズマブと化学療法にペルツズマブを追加することでアウトカムが改善するかを検証した。

【結果】

ペルツズマブ群では浸潤性疾患イベントが7.1%(171例)、プラセボ群では8.7%(210例)に発生した(ハザード比0.81、95%CI 0.66-1.00、P=0.045)。3年無浸潤疾患生存率はペルツズマブ群94.1%、プラセボ群93.2%であった。リンパ節陽性患者ではペルツズマブ群92.0%、プラセボ群90.2%と有意差を認めた(ハザード比0.77、95%CI 0.62-0.96、P=0.02)。

【臨床へのインパクト】

HER2陽性早期乳がんの術後補助療法において、ペルツズマブの追加は無浸潤疾患生存率を改善することが示された。特にリンパ節転移陽性患者でその恩恵が大きい可能性があり、再発リスクが高い患者群へのペルツズマブ併用療法の適用を検討する上で重要なエビデンスとなる。グレード3以上の下痢が増加する点は考慮が必要である。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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