薬物静注者の血漿から次世代シーケンスで新ウイルスHHpgV-1を発見、感染持続と他ウイルスとの関連
【背景】
次世代メタゲノムシーケンス(NGMS)は微生物発見の新たなフロンティアを開いたが、臨床的特徴は限られた状況でしか明らかにされていない。薬物静注者の血漿ウイルス叢を探索し、NGMSの感度と精度を定量的な臨床標準と比較することを目的とした。
【結果】
NGMSはHIVとHCVのRNAを、それぞれ10,000コピー/mLまたはIU/mLを超えるサンプルでのみ同定した。NGMSにより、2人の薬物静注者から新規RNAウイルスであるヒトヘペギウイルス-1(HHpgV-1)が4サンプルで検出された。薬物静注者コホート156人のうち17人(10.9%)でHHpgV-1感染が確認され、ウイルス血症は中央値で少なくとも4538日間持続していた。
【臨床へのインパクト】
NGMSは血漿中核酸濃度が比較的低いウイルスの検出には感度が低いものの、HHpgV-1のような医学的に重要な可能性のある新規ウイルス感染の発見に幅広い潜在能力を持つことが示唆された。HHpgV-1感染の医学的重要性は不明だが、薬物静注者における新規ウイルスの存在と持続感染が示され、今後の臨床的意義の解明が待たれる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
