正中開腹術後の切開ヘルニア予防、ハイリスク患者にはメッシュ補強が有効か

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2017-08-05 | DOI:10.1016/S0140-6736(17)31332-6

📄 原題:Prevention of incisional hernia with prophylactic onlay and sublay mesh reinforcement versus primary suture only in midline laparotomies (PRIMA): 2-year follow-up of a multicentre, double-blind, randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 28641875

【背景】

腹部手術後の切開ヘルニアは高頻度な合併症であり、ハイリスク群では30%以上の有病率を示す。本研究は、ハイリスク患者における切開ヘルニア予防のためのメッシュ補強の有効性を評価した。

【結果】

2年間の追跡期間で、切開ヘルニア発生率は一次縫合群30%、オンレイメッシュ群13%、サブレイメッシュ群18%であった。オンレイメッシュ群は一次縫合群と比較して切開ヘルニア発生率を優位に減少させた(OR 0.37, 95% CI 0.20-0.69, p=0.0016)。サブレイメッシュ群も一次縫合群と比較して発生率を減少させた(OR 0.55, 95% CI 0.30-1.00, p=0.05)。漿液腫はオンレイメッシュ群で有意に多かった。

【臨床へのインパクト】

本研究の結果から、正中開腹術を受けるハイリスク患者において、オンレイメッシュ補強は切開ヘルニアの発生率を有意に減少させることが示された。特にオンレイメッシュは一次縫合と比較して優れた予防効果を示しており、今後のハイリスク患者に対する標準治療となる可能性を秘めている。ただし、漿液腫のリスク増加には留意が必要である。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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