ベンゾジアゼピン開始と全死亡リスクの関連、大規模コホート研究で再評価
【背景】
ベンゾジアゼピン(BZD)使用と全死亡リスクの関連は以前から指摘されてきたが、治療障壁や交絡因子による影響が懸念されていた。本研究は、これらの影響を考慮し、BZD新規使用と全死亡リスクを評価した。
【結果】
BZD新規使用者と非使用者を高次元傾向スコアでマッチングした6ヶ月追跡では、全死亡リスクに有意な差はなかった(HR 1.00, 95%CI 0.96-1.04)。12ヶ月、48ヶ月追跡では死亡リスクが4-9%増加し、短時間作用型や若年層で同様の傾向が見られた。SSRI新規使用者との比較では9%の増加リスクを認めた。
【臨床へのインパクト】
本研究は、BZD新規使用による全死亡リスクの増加は、以前考えられていたよりも小さいか、あるいはほとんどない可能性を示唆している。観察されたわずかなリスク増加も、残存交絡の影響である可能性が指摘されており、BZD処方における過度な懸念は不要かもしれない。ただし、若年者や短時間作用型でのわずかなリスク増加の可能性は考慮すべきである。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
