CVDリスク因子がない成人への行動変容カウンセリング、心血管イベント抑制効果は不明
【背景】
不健康な食生活や運動不足は心血管疾患(CVD)リスクを高める。既知のCVDリスク因子がない成人に対する行動変容カウンセリングのCVD一次予防効果に関するエビデンスを米国予防医療専門委員会向けにレビューした。
【結果】
88研究(N=121,190)を解析。全死亡、心血管死亡・罹患、QOLへの一貫した効果は認められなかった。しかし、6〜12ヶ月時点で収縮期血圧-1.26 mmHg(95% CI, -1.77 to -0.75)、LDL-C -2.58 mg/dL(95% CI, -4.30 to -0.85)、BMI -0.41(95% CI, -0.62 to -0.19)など、中間アウトカムの軽微な改善が認められた。
【臨床へのインパクト】
既知のCVDリスク因子がない成人への食生活・運動に関する行動変容カウンセリングは、短期的には血圧、脂質、肥満度といった中間アウトカムを軽微に改善するものの、心血管イベント抑制や死亡率改善といった直接的な臨床アウトカムへの効果は不明である。より集中的な介入は効果が大きい可能性も示唆されるが、長期的な効果や有害事象に関するエビデンスは限られており、今後の大規模研究が待たれる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
