世界の喘息死亡率、2006年以降は改善が停滞、新たな対策が必要か

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2017-09-02 | DOI:10.1016/S0140-6736(17)31448-4

📄 原題:Trends in international asthma mortality: analysis of data from the WHO Mortality Database from 46 countries (1993-2012).

🔗 PubMed:PMID: 28797514

【背景】

喘息治療の進歩は死亡率に大きく影響してきたが、過去10年間の国際的な喘息死亡率の変化については不明な点が多い。本研究は、国際的な喘息死亡率の経時的変化を評価することを目的とした。

【結果】

46カ国(うち36カ国は高所得国)の5~34歳における喘息死亡率を分析した。LOESS曲線による世界の喘息死亡率の推定値は、1993年には10万人あたり0.44人(90%CI 0.39-0.48)だったが、2006年には10万人あたり0.19人(0.18-0.21)に減少した。しかし、2006年から2012年にかけては、10万人あたり0.19人(0.16-0.21)と、統計的に有意な変化は認められなかった。

【臨床へのインパクト】

1980年代後半から見られた世界の喘息死亡率の減少傾向が、2006年以降は停滞している可能性が示唆された。既存の管理戦略のより良い実施は引き続き重要だが、さらなる死亡率の低減のためには、新たな治療戦略や介入方法の開発が求められる。日本の臨床現場においても、既存治療の遵守徹底に加え、難治性喘息に対する新規治療法の検討や、死亡リスクの高い患者の早期特定と介入が、今後の課題となる可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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