慢性疼痛への大麻使用:神経障害性疼痛に限定的な有効性、精神症状等リスクも

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2017-09-05 | DOI:10.7326/M17-0155

📄 原題:The Effects of Cannabis Among Adults With Chronic Pain and an Overview of General Harms: A Systematic Review.

🔗 PubMed:PMID: 28806817

【背景】

慢性疼痛治療に大麻の利用が増加しているが、その有効性は不確かである。本レビューは、慢性疼痛成人患者における植物由来大麻製剤の有効性と、慢性疼痛患者および一般成人における大麻使用の有害事象を評価した。

【結果】

27の慢性疼痛試験から、大麻が神経障害性疼痛を軽減する低強度のエビデンスが示されたが、他の疼痛タイプでは不十分であった。一般集団では、自動車事故、精神病症状、短期認知機能障害のリスク増加が認められた。

【臨床へのインパクト】

大麻は神経障害性疼痛の一部患者に限定的に有効な可能性が示唆されるが、他の慢性疼痛への適応は慎重であるべきだ。また、精神症状や交通事故リスク等の有害事象に留意する必要がある。日本では大麻の医療利用が限定的だが、将来的な議論において本知見は安全性評価の重要な情報となるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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