原因不明VTE患者における潜在がんスクリーニングの現状と年齢別有病率

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2017-09-19 | DOI:10.7326/M17-0868

📄 原題:Screening for Occult Cancer in Patients With Unprovoked Venous Thromboembolism: A Systematic Review and Meta-analysis of Individual Patient Data.

🔗 PubMed:PMID: 28828492

【背景】

原因不明の静脈血栓塞栓症(VTE)患者に対するがんスクリーニングはしばしば検討されますが、がんの有病率、リスク因子、およびスクリーニング戦略の効果に関する正確なデータが不足していました。本研究は、潜在がんの有病率とその関連因子を評価することを目的としました。

【結果】

原因不明VTE診断後12か月以内の潜在がん有病率は5.2%(95%CI, 4.1%〜6.5%)でした。50歳以上の患者では、それより若い患者と比較してがん有病率が7倍高い(OR, 7.1 [CI, 3.1〜16])ことが示されました。広範なスクリーニングは当初、限定的なスクリーニングよりも多くのがんを発見しましたが(OR, 2.0 [CI, 1.2〜3.4])、12か月時点では有意差はありませんでした。

【臨床へのインパクト】

原因不明VTE患者の約20人に1人が1年以内に潜在がんを診断されることが示され、特に高齢者ではがんのリスクが高いことが再確認されました。広範なスクリーニングは初期段階で多くのがんを発見する可能性がありますが、患者の予後改善に繋がるかは不明であり、スクリーニング戦略の選択には慎重な検討が必要です。年齢を考慮したスクリーニングアプローチの必要性が示唆されます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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