重症サイトメガロウイルス血清陽性患者へのガンシクロビル予防投与、IL-6減少効果なし
【背景】
非免疫抑制状態の重症患者におけるサイトメガロウイルス(CMV)再活性化が、予後不良に繋がるかは不明でした。本研究は、CMV血清陽性重症患者においてガンシクロビル予防投与が血漿IL-6レベルを減少させるかを検証しました。
【結果】
ガンシクロビル群とプラセボ群で、血漿IL-6レベルの変化に有意差はありませんでした(差の点推定値 0、95%CI -0.3~0.3、P>0.99)。CMV再活性化はガンシクロビル群で有意に低かったものの(12% vs 39%、絶対リスク差 -27、95%CI -40~-14、P<0.001)、人工呼吸器装着期間やICU滞在期間、死亡率に有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、敗血症または外傷による重症CMV血清陽性患者に対するガンシクロビルのIL-6減少効果を否定し、ルーチンな予防投与を支持しません。CMV再活性化は抑制されたものの、主要アウトカムであるIL-6レベルや、人工呼吸器装着期間、ICU滞在期間、死亡率に改善が見られなかったため、現状ではこれらの患者に対するガンシクロビル予防投与の積極的な導入は推奨されません。今後のさらなる研究が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
