疑い心筋梗塞で低酸素血症なければルーチン酸素投与は不要、1年死亡率に差なし
【背景】
急性心筋梗塞が疑われる患者で、低酸素血症がない場合のルーチン酸素投与の臨床的効果は不明だった。本研究は、スウェーデンの全国レジストリを用いて、この疑問を検証した。
【結果】
疑い心筋梗塞で酸素飽和度90%以上の患者6629人を対象に、酸素投与群と室内気群にランダム割付。1年全死亡率は酸素群5.0%(166/3311)、室内気群5.1%(168/3318)で、ハザード比0.97(95%CI 0.79-1.21, P=0.80)と有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
低酸素血症を伴わない急性心筋梗塞疑い患者に対し、ルーチンで酸素投与を行うことは、1年全死亡率を低下させないことが示された。本結果は、日本の臨床現場における急性心筋梗塞の初期治療プロトコルにおいて、低酸素血症を認めない患者への酸素投与の必要性を再評価するきっかけとなる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

