大腸がん検診、便潜血と大腸内視鏡の郵送勧誘で3年間の完遂率を比較
【背景】
便潜血検査(FIT)の郵送勧誘は大腸がん検診の初回受診率を上げるが、異常時のフォローアップや定期検査の長期効果は不明。本研究は、FITと大腸内視鏡の郵送勧誘が3年間の検診プロセス完遂に与える影響を比較した。
【結果】
3年間の検診プロセス完遂率は、大腸内視鏡勧誘群38.4%、FIT勧誘群28.0%、通常ケア群10.7%だった。大腸内視鏡勧誘群は通常ケア群より27.7%(95%CI 25.1-30.4%)、FIT勧誘群より10.4%(95%CI 7.8-13.1%)高かった。腺腫・進行性腫瘍の発見率も大腸内視鏡勧誘群で最も高かった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、便潜血検査または大腸内視鏡検査の郵送勧誘が、通常ケアと比較して3年間の大腸がん検診プロセス完遂率を向上させることを示した。特に、大腸内視鏡検査の直接勧誘が便潜血検査の勧誘よりも完遂率と腺腫・進行性腫瘍の発見率を高くしたため、日本の医療機関における大腸がん検診の受診率向上戦略として、大腸内視鏡検査の直接勧誘が有効な選択肢となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
