小児期発症IBD患者は小児期から生涯にわたり癌リスク増大、特に消化器癌に注意

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2017-09-20 | DOI:10.1136/bmj.j3951

📄 原題:Childhood onset inflammatory bowel disease and risk of cancer: a Swedish nationwide cohort study 1964-2014.

🔗 PubMed:PMID: 28931512

【背景】

小児期に炎症性腸疾患(IBD)を発症した患者の癌リスクは、小児期および成人期においてどの程度変化するのか、またそのリスクは時代とともに変化しているのかは不明でした。本研究はスウェーデン全国コホートでこれを評価しました。

【結果】

小児期発症IBD患者は一般集団と比較して、あらゆる癌のリスクが2.2倍(95%CI 2.0-2.5)増加しました。潰瘍性大腸炎で2.6倍、クローン病で1.7倍でした。特に消化器癌のリスクは18.0倍(95%CI 14.4-22.7)と顕著でした。このリスクは時代を経ても低下していませんでした。

【臨床へのインパクト】

小児期発症IBD患者の癌スクリーニングは、小児期から成人期にわたり、特に消化器癌に重点を置いて慎重に行う必要性が示唆されます。現行の診療ガイドラインや検査フローの見直し、あるいは早期からの積極的なサーベイランスの検討が求められる可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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