21世紀のIBD、欧米で有病率高値、新規工業国で罹患率急増
【背景】
炎症性腸疾患(IBD)は世界的な疾患となりつつあります。本研究は、21世紀におけるIBDの世界的な罹患率と有病率の変化を評価し、地域ごとの動向を明らかにすることを目的としました。
【結果】
欧米では有病率が最も高く、ノルウェーの潰瘍性大腸炎で10万人あたり505人、ドイツのクローン病で10万人あたり322人でした。北米、オセアニア、欧州の多くの国で有病率が0.3%を超えています。一方、新規工業国では罹患率が上昇しており、ブラジルではクローン病の年間変化率が+11.1%(95%CI 4.8-17.8)でした。
【臨床へのインパクト】
欧米でのIBD罹患率の安定化と有病率の高止まり、および新規工業国における罹患率の急増は、日本の臨床現場におけるIBD診療にも示唆を与えます。特にアジア地域での罹患率上昇は、遺伝的要因だけでなく、食生活の欧米化など環境要因がIBD発症に影響している可能性を示唆し、予防戦略や医療システム構築の重要性を再認識させるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

