21世紀のIBD、欧米で有病率高値、新規工業国で罹患率急増

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2017-12-23 | DOI:10.1016/S0140-6736(17)32448-0

📄 原題:Worldwide incidence and prevalence of inflammatory bowel disease in the 21st century: a systematic review of population-based studies.

🔗 PubMed:PMID: 29050646

【背景】

炎症性腸疾患(IBD)は世界的な疾患となりつつあります。本研究は、21世紀におけるIBDの世界的な罹患率と有病率の変化を評価し、地域ごとの動向を明らかにすることを目的としました。

【結果】

欧米では有病率が最も高く、ノルウェーの潰瘍性大腸炎で10万人あたり505人、ドイツのクローン病で10万人あたり322人でした。北米、オセアニア、欧州の多くの国で有病率が0.3%を超えています。一方、新規工業国では罹患率が上昇しており、ブラジルではクローン病の年間変化率が+11.1%(95%CI 4.8-17.8)でした。

【臨床へのインパクト】

欧米でのIBD罹患率の安定化と有病率の高止まり、および新規工業国における罹患率の急増は、日本の臨床現場におけるIBD診療にも示唆を与えます。特にアジア地域での罹患率上昇は、遺伝的要因だけでなく、食生活の欧米化など環境要因がIBD発症に影響している可能性を示唆し、予防戦略や医療システム構築の重要性を再認識させるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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