高齢者施設入居者の不適切処方、多職種連携薬物レビューで安全な中止が可能

📚 掲載誌:Ann Intern Med | 掲載日:2017-11-07 | DOI:10.7326/M16-2729

📄 原題:Discontinuing Inappropriate Medication Use in Nursing Home Residents: A Cluster Randomized Controlled Trial.

🔗 PubMed:PMID: 29052691

【背景】

高齢者施設入居者における不適切な処方は広く認識されている問題ですが、その使用を減らす介入は不足していました。本研究は、不適切薬の中止を成功させ、処方改善を目指しました。

【結果】

多職種連携薬物レビュー(3MR)介入群では、不適切薬を1剤以上中止できた割合が39.1%(91/233人)でした。対照群の29.5%(57/193人)と比較して、介入群は中止成功率が有意に高く(調整相対リスク 1.37, 95% CI 1.02-1.75)、神経精神症状、認知機能、QOLの悪化は見られませんでした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、多職種連携薬物レビュー(3MR)が、虚弱な高齢者施設入居者において、QOLを低下させることなく不適切な薬剤使用を安全に中止できる有効な介入であることを示しました。日本の高齢者施設における多剤併用や不適切処方の問題に対し、薬剤師と医師が連携した薬物レビューの導入が、入居者の安全性と生活の質の向上に貢献する可能性を示唆します。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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