直腸癌に対するロボット支援VS腹腔鏡手術、開腹移行リスクに差なし
【背景】
ロボット支援下直腸癌手術は普及しつつあるが、安全性と有効性に関するデータは限られている。本研究は、直腸癌根治切除術におけるロボット支援手術と従来の腹腔鏡手術の開腹移行リスクを比較した。
【結果】
471例を対象とした多施設ランダム化比較試験の結果、開腹移行率はロボット支援群8.1%に対し、従来腹腔鏡群12.2%であり、有意差は認められなかった(調整オッズ比0.61、95%CI 0.31-1.21、P=0.16)。また、断端陽性率、術中・術後合併症、排尿・性機能障害にも有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、直腸癌根治切除術において、ロボット支援手術が従来の腹腔鏡手術と比較して開腹移行のリスクを統計学的に有意に減少させないことを示唆している。術者のロボット手術経験の有無に関わらず、ロボット支援手術が優位性をもたらすわけではない可能性があり、直腸癌手術の術式選択に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

