近位DVTに対する薬物機械的血栓溶解療法、PTS発症率に有意差なし、出血リスク増
【背景】
近位深部静脈血栓症(DVT)患者では抗凝固療法にもかかわらず血栓後症候群(PTS)が高頻度で発症する。薬物機械的カテーテル血栓溶解療法(PMT)は血栓を迅速に除去し、PTSリスクを低減すると仮説された。
【結果】
PMT群と抗凝固単独群で、6〜24ヶ月のPTS発症率に有意差はなかった(PMT群47% vs 対照群48%, リスク比0.96, 95%CI 0.82-1.11, P=0.56)。PMT群では10日以内の大出血イベントが有意に増加した(1.7% vs 0.3%, P=0.049)。
【臨床へのインパクト】
急性近位DVT患者において、抗凝固療法にPMTを追加してもPTS発症リスクは低下せず、むしろ大出血リスクが増加することが示唆された。この結果は、DVT治療におけるPMTの適応を慎重に検討する必要があることを示唆し、ルーチンでのPMT導入には慎重な姿勢が求められる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

